- 1950 埼玉県生
- 1977 愛知県立芸術大学大学院修了(鬼頭教室)
- 1978 個展(名古屋ギャラリーはくぜん)’80,’83,’84
- 1989 東海記念病院壁画制作(愛知県春日井市)
- 1990 個展(名古屋画廊)’94,’97,’02,’06,’09,’14,’20
- 1994 和の会招待出品(和光ホール)~’96
- 1996 光の会絵画展出品(和光ホール)~’10
- 1999 個展(和光ホール)
街かど美術館招待出品(栃木県大田原市)
- 2004 個展(名古屋松坂屋)’12
個展(和光アートサロン)
- 2006 個展(福岡三越)’10
- 2007 立軌会同人となる
- 2008 個展(ギャラリーユニコン)’13,’18
- 2011 個展(埼玉画廊)’14
- 2016 個展(銀座ギャラリー和田)’89,’91,’93,’96,’00以降隔年 ~’12,’16,’19
- 2017 個展(日本橋三越)’11,’14,’20
- 2019 個展(成城さくらさくギャラリー)
- 2021 個展(埼玉画廊)
- その他グループ展等に出品
図書館で何気なく書架を見ていた時「木に挨拶をする」というタイトルが目についた。その頃は転居をしたばかりで共鳴するものを感じ興味深く読んだ。知らない作家との出会いはそんな始まりが多い。新しい水脈に出会うような図書館通いの楽しみがある。
馴染みのない土地を散歩していると、近くの公園に挨拶したくなるような立派な欅の木があった。「こんにちは、よろしく」と声をかけると、返事は無くとも何か繋がるものを感じた。
木にはその地を見渡してきた歴史があり、歳を経るほど存在感のある姿になっている。
樹木の佇まいには昔から魅かれるものがあっていろいろな木を描いてきた。ライフワークとも言えるモチーフになっている。
上野公園には堂々とした挨拶をしたくなるような木が沢山あり、時々気になる場所に行く。見ていると風になびき枝先の葉が触れ合い、声を掛け合っているようだ。どんな会話になるのだろうか?
そんな話す言葉が聞こえるような絵を一度描いてみたい。