学校を出て、個展などで発表していた頃に、吉田俊男さん(2001 没)から声をかけて頂き参加して早くも39年の月日が過ぎました。皆さん立派に画壇で活躍している方々が多い中、ご一緒に作品を並べる事が出来たのは、勉強となり、刺激にもなりました。現在グループ展、個展と発表の場が広くなったのには立軌で育てて頂いたと感謝しています。
若い頃は、静物が中心でしたが、海外スケッチ旅行にも行くようになり、閉ざされていた壁がなくなり広い草原や、家並の中に花や器物を加えるように変化し、今とても楽しく制作しています。まだまだ描きたいものがこの世にありそうなので、画面の中での出会いを楽しんでいくつもりです。