立軌会 RYUKIKAI since 1949

同人紹介 > 島 栄里子
  • 横浜生まれ
  • 1974 武蔵野美術大学卒業
  • 1975~2017 グループ展(椿近代画廊・銀座ヤマト画廊・井上画廊・横浜三越 他 多数)
  • 1993~2017 企画展(ギャラリーNICH、ギャラリームサシ、兜屋画廊、ギャラリー絵夢 他)
  • 1987~1990 画廊協会展(銀座セントラル美術館)
  • 1993~2012 日韓交流展
  • 1994~2015 個展(銀座アートホール・ギャラリーARK・清澄画廊、GALERIE PARIS 他)

この、スペインの町を描いて5年、山に囲まれた丘の上に、傾いた家々がひしめきあっている、アラブ時代からの城砦の町だ。
町の前方には、平野が開けているが、三方は、激しい地殻変動の痕跡が剥き出しになっている。
地層が、うねる様に褶曲し、垂直に立ちあがり谷底につき刺さり、その激動からひねり出された様な丘の上に、町ができている。
それは、あたかも大地のうねりの波に囲まれた、船の様だ。
町の中の古い家々には、葡萄の木が植えてあり、なかには葡萄の蔓が、壁の崩れた小屋から二階建の家、さらに三階建の新築の家へと廻っている家もある。
ここでは、葡萄の木が、それぞれの家族の象徴として歴史を語っている。
気の遠くなる様な大地の歴史とエネルギー、そこに住み続けてきた人間の営み、そういったものに惹かれて描き続けてきた。
絵の出来はともかくとして、よい5年となった。

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